2009.11の本棚 | 大阪中央区の社労士 ばたやんの徒然なるままに

大阪中央区の社労士 ばたやんの徒然なるままに

社労士ばたやんの日常を徒然なるままに書いていきます。

「「社長力」養成講座」小宮一慶/ディスカバー
⇒ 社長の仕事である経営の本質は①企業の方向付け②資源の最適配分③人を動かすの3つだと。お客様の中でのシェアを高め、そのお客様から「重要な」あるいは「大切な」存在と思われることが大切。クレームは「処理」するのではなく、「対応」するもの。「和気あいあい」より「切磋琢磨」。「和気あいあい」を優先すると、最も実力のない人に組織のペースを合わせることになる。利益は、会社やそこで働く人、社会をよくするためのコスト。

「ヘッテルとフエーテル」マネー・ヘッタ・チャン/経済界
⇒ 世の中で本当にあるお金にまつわる話です。お金に関するだまし手口をブラックジョークを交えて暴露している、ある意味怖い本です。自分の身近にも聞いたことがある話が出てきます。一気に読めてしまうので、一読の価値ありです。

「般若心経こだわらない生き方」名取芳彦/知的生き方文庫
⇒ 般若心経に触れる機会があったので、どういった意味なのか興味を持ちました。人には多くの迷いがあり、その発端になっているのが「こだわり」だと。その「こだわり」から解放され、楽に生きていくための知恵のエッセンスが詰まっているお経だとのことでした。

「多治見ものがたり 魔法の鉛筆」堀貞一郎/余暇通信社
⇒ 著者は、東京ディズニーランドを総合プロデュースした堀貞一郎氏です。3話のうちの最初のお話「魔法の鉛筆」の後半の次のくだりが良かったです。「街の未来はそこに住む人々の心が作り上げるものです。たとえどんな絵を描いても、それを本当に作り上げようと思う心、意志、努力が無ければ、魔法の鉛筆で描いた絵は消えてしまいます。だれでもみんな、魔法の鉛筆を持っています。でも、その絵を現実にするのは、あなたがた自身が自分の夢をあきらめないで努力するかどうかです。」